クランク角センサー検証

 MoTeCで使うためのクランク角センサーの選定します。
いくつか買った新品センサーのテストです。
今回買ったのはフォードとBMWですね。



端子配列が判りませんが適当にアタリを付けて測定します。
最初にテストしたのは左の線の生えていない方です。

こちらはフォードの物です。

 
色々と配線組み替えて信号測定。
出た波形がこちら。



波形は良いんですが電圧が低すぎます。
さすがに0.29Vは無いでしょ？
試しにセンサーに５Vでは無く12V掛けてみましたが出力電圧は変わりませんでした。
色々と配線テストしているうちに壊したのかも？
と思って一個バラしてみました。

基盤のシルクにアースの表示はありますね。
あと２本の配線は出力と電源と言う事ですね。
気を取り直して新しいセンサーでテスト。

でも。。。電圧は同じでした。
写真の状態で上から電源・出力・アースと接続しています。
この接続以外では信号出てきませんでした。

そこで、気を取り直してもう１種類の線が生えてるBMWのセンサーでテスト。
事前にコネクター部の配線職でケーブルの色を確認。



この色を見ると同じコネクターなのに明らかに配線が違います。
常識的に考えると上からアース・出力・電源ですね。

先にテストしたものと電源とアースが逆になっています。

そして、すべての接続を試してみましたが出力波形が出る事はありませんでした。
当然こちらも解体。

 

なんと赤がアースです。
どうやら先にテストしたテストしたフォード用の配線と同じようです。

配線が判ったので新品センサーでテスト継続。
それでも波形が見られることはありませんでした。

色々と調べるとプルアップが必要という記事がありました。
VWのセンサーの記事が見つかりましたが端子配列は今テストしている状態で合っています。

プルアップして再度テスト。
結果は変わりません。

フォードのセンサーでも出力電圧は同じままです。
ハマってしまいました。

国産車のセンサー使えば一気に解決するんですが、
コネクターの入手性からするとなかなか踏み切れないでいます。
直ぐ部品出なくなっちゃいますしね。

外車センサーは社外品が沢山あるので、
いつまでも使う事も出来るし再度買う事も出来るので便利なんです。

まだ検証を続けます。