風向きが変わらない。
PIAZZA NEROのNERO子ちゃん。
数年前から吹き出し口の調整が調子悪かったんです。
吹き出し口をFACEにしてもデフロスターのままだったりその逆だったり。
記事にはしていませんが2年程前にブロワコントローラーとサテライトSWは、
交換しても症状が変わらないことは確認済みです。
走ってるとそのうち変わるのでハンダクラックか接触不良だって事は判ってました。
原因と思われるもので残っている物はあと一つ。
でも特に困っていなかったのでずっと放置でした。
やっと重い腰を上げて作業します。
ついでに2速・4速のギヤ抜けも直します。
既にダッシュボードは外れているので続きから。
今回の犯人は中央の黒いアクチュエーターです。
外して分解。
見ても判りませんが原因は右下のコネクター部のハンダクラックです。
レジストをちょっと剥がして再ハンダ。
PIAZZAは無鉛ハンダではないので有鉛ハンダで直します。
混ぜると新旧ハンダの境目が弱くてすぐにクラック出ます。
融点が全然違うので先に無鉛ハンダが固まってその後暫くして有鉛ハンダが固まります。
ハンダを乗せ直すだけでも治る可能性は高いですが直ぐに再発する可能性も高いです。
見た目は悪いですがここまでやると完璧です。
組み立てて完成。
アームが付いている向きは気にしなくて大丈夫です。
アーム先のリンクはまだつけません。
車に付けてコネクターを繋ぎます。
これだけでは動かないのでサテライトSWの左とメーターの丸コネクターを2つ繋ぎます。
この状態でエンジン掛けて風向き変えると自動で正しい位置に収まります。
その状態でリンク繋いであげればOKです。
残りのアクチュエーターは3個。
ボケてますがここと。
ここ、
本来はNERO子ちゃんの86年式はこのように白いのが付いています。
内部のギヤの組み方とか完全に別物ですが前期・後期完全互換です。
87年以降は黒です。
そして黒は静かです。
そしてもう一つはここ。
調子は悪くありませんが全部再ハンダしておきました。
これで風向きは問題無いです。
次はギヤ抜け対策。
シフトレバー根元のブーツ位置が悪いんです。
ブーツを抑えている鉄のドーナツの位置を後ろに下げます。
今の状態で穴に対して一番後ろに付けていますが、さらに3cm程下げることにしました。
するとボディの穴にドーナツが掛からなくなってしまうのでドーナツを加工。
画像はありませんが上側を5cm程延長しました。
今までは2速・4速ではチェックボールのクリック感が無かったんですが、
きちんとクリックするようになりました。
あとは組み立てて完成。
これで空調完璧・シフトも完璧。
もう絶好調です。
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