検証!そしてまた車高上げ。
先日作ったスプリングコンプレッサーアタッチメント。
引き渡し前に検証です。
まずは作業前の車高から。
右・584mm
左・580mm
タイヤ外形が607mmなので25mm近くフェンダーがかぶっている感じです。
前のタイヤの時ならあと15mm低い感じです。
569mm・565mmですね。
ちなみに前々回スプリング交換した時する前には小径タイヤで左右とも560mmだったので、
その時よりは少し車高上がっている状態です。
前回交換時には測り忘れているのでデータありませんが今と同じくらいだったと思います。
今回は車高上げのためとスプリングコンプレッサーアタッチメントの検証兼ねての作業です。
更にバネの動きを良くする対策も行います。
バネは今まで付いていた物を使ってスペーサーで車高を上げます。
同じバネでも個体差があるので正しいデータが取れないためです。
まずは、タイヤとキャリパーを外しておきます。
アンダーカバーとスタビとテンションロッドを外します。
タイロッドとタイロッドエンドを切り離します。
この時点でロアボールジョイントのボルトは緩めておきます。
ロアボールジョイントの下にジャッキを掛けておきましょう。
アッパーアームのボルトを抜いてアッパーアームをメンバーから外し、
ジャッキを少し下げます。そしてコンプレッサーアタッチメントを装着します。
ここから反対側の写真になります。
コンプレッサーを縮めてからジャッキを下げます。
ボールジョイントごとナックルとアッパーアームを外します。
この写真ではアタッチメントの取り付けを間違えていました。
タイロッドはアタッチメントの上に通す必要があります。
正しくはこちら。
違いが判りますか?
この状態でロアアーム根本のボルトを緩めるとバネがフリーになります。
あとはコンプレッサーを緩めるだけ。
スペーサーはこんなのを使います。
10mmのドーナツとスラストベアリングです。
全部で16mmのスペーサーです。
バネの動きを良くするようにベアリングを入れてみることにしました。
スペーサーが黒いのは金属同士が直接当たらないようにコーキングを塗ってみました。
バネにジャッキ掛けて支えながらアタッチメントを装着します。
コンプレッサー掛けてロアアームをバネに掛けます。
このままナックルとアッパーアームを仮付け。
ジャッキで支えたらアタッチメントを外してアッパーアームを装着。
ローター・キャリパー・テンションロッド・ショックを装着。
スタビとアンダーカバーを付けたら完成。
そして車高測定。
右・645mm
左も645mm
そして150km走行後。
右・610mm
左・607mm
計算では16mmのスペーサーで25mm上がる筈だったのでぴったりですね。
普通は500km位走ってから車高が落ち着くんですが、ベアリングのおかげですぐに馴染んだのか?
それともまだ下がるのか?
まだ検証が必要です。
前回は交換後4ヶ月位で30mm下がっているので不安なところもありますが、
今回はスペーサー入れているので元より下がることは無いので安心です。
乗り味は今のブレーキになってから一番いい状態になりました。
ホイールバランスも完璧。バネの動きも凄くいい。
首都高のカーブのギャップも全然気になりません。
車のコントロールもすごく楽です。
格好は低い方がいいんですが、乗り味とコントロール性は高い方が断然いいです。
ベアリングのせいなのか車高のせいなのか判りませんがいい感じです。
あと10m位下がると見た目もいい感じなので1ヶ月位経ったらまた測定してみます。
新たに作ったスプリングコンプレッサーアタッチメントも問題なく使えましたので、
あとは安全チェーンを付けて引き渡しです。
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