無料ブログはココログ

バックナンバー

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ちんちら

  • ブログ村

« 切ってみた。 | トップページ | 回路図入手 »

2015年6月15日 (月)

秋月PWMコントローラー

電動ファンの制御にPWMの信号が必要なんです。

そのための機材を作ります。
ちょっとでも電気が好きな人なら絶対知ってる秋月電子からでているPWMコントローラーKIT。たったの500円です。

Simgp3875 右下の小さな基盤がそれです。製作時間たったの10分。

PWMといってもよく判らない人が殆どかと思いますが正直私もよく判りません。

一言で説明するとデジタルでの電圧制御。
デジタルって信号が有るか無いかの2種類の出力しか出来ません。
だから、電源電圧が12Vだったら0Vか12Vの出力しか出せないんです。

でも、それを物凄く速く切り替えたら0Vと12Vの間の電圧を作ることが出来ます。

でもまだよく判りませんね。
散水ホースを考えてみてください。
レバーを握って水が出ているときは12Vで止まっているときが0Vです。
1分間出しっぱなしで12Lだったとしますね。30秒出して30秒止めると6Lです。
でもそれでは12L流れるホースを半分止めただけです。

では、もっと細かくしてみましょう。
1秒出して1秒止める。
これでも1分間の水量は6Lですね。

そしてもっと細かく。0.1秒出して0.1秒止める。
これでも同じ水量です。(実際には物理的反応遅れが出るので。。。)
ただこのあたりになるとホースから出る水の勢いが平均化されるために、前回の時と比べて半分の水量になっているはずです。

今度は水の量を変えてみましょう。0.1秒出して0.3秒止める。
すると1分あたりの水量は3Lになりますね。
逆に0.3秒出して0.1秒止めると9Lになるのは判ると思います。
この出している時間(ON)と止めている時間(OFF)に比率をデューティー比っていいます。

長くなりましたが、このようにして電圧制御するものをPWMといいます。

モーターにとってはこの平均化された電圧で駆動されるので回転数が変わるんですね。

このPWMのおかげで以前は電動ファンって2段階とか3段階とかの回転制御しか出来なかったのが、今では無段階制御が出来るわけですね。

PWMの実験だけではなくいろいろと便利なのがこれ。

Simgp3877
電池BOX沢山。
これを2つづつ持っているといろんな電圧を作れて便利です。

| |

« 切ってみた。 | トップページ | 回路図入手 »

33.作り物」カテゴリの記事

32.道具・工具」カテゴリの記事

13.電動ファン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋月PWMコントローラー:

« 切ってみた。 | トップページ | 回路図入手 »