バンドソーの歯を繋ぎたい
バンドソーのノコ歯って結構破断するんです。
うちにあるのは今は無きエイシンで買ったバンドソー
重心が高く不安定なので新たに台を作り直して使っています。
そして純正のノコ歯はあまりにも使い物にならない程破断するのでした。。。
そこでいつも買っていたのはサンドビックのバイメタル歯です。
バイメタルなら純正歯よりも数段長持ち。
でも、無理な使い方をするので、、、、結構破断します。
そこで、今まではロウ付けで対応していました。
これは結構やっている人いますね。
でも、なんだかんだと面倒になって、とうとう買ってしまいました。
バット溶接機。
まだ置く場所が決まっていないのでこんなところに置いています。
まず、垂直にカットします。
専用のカッターが付属しているので簡単ににカットできます。。。がここで落とし穴が。
最初はカットしてそのまま溶接していたのでなかなかうまくいかず。
泣きそうになりました。
完全にぴったり付くようにこのように研磨しないといけなかったんですね。
うまく研磨されていないと、このように均一に発熱しません。
この画像では上側が赤くなっていますね。
これが結構難しい。
溶接部を拡大するとこんな感じ。
これからバリを研磨するんですがその前に一工夫。
バーナーで炙ってしまいます。
このように炙ると、局部的に焼きが入るわけでなく分散されるのでかなり破断しにくくなります。
これが出来るまでに、、、、、、、
こんなに失敗しました。
これでも半分は捨てています。
この練習しているうちは、本体もヒート気味になってなかなかうまく溶接できませんでした。
さらに、安物の機械のため一つ裏技が。
歯を押さえる部分を閉じ方向に手で押さえながら溶接します。
溶接ボタンを押し込むと歯を押さえる部分が閉じ方向に動くんですが、溶接ボタンを離すと開いてしまいます。
すると、うまく溶接できないんです。
だから閉じたままになるように手で押さえます。
これと溶接前の研磨を覚えてからやっとまともに溶接できるようになりました。
研磨はこんな感じ。
バーナーでの炙りも大事です。
炙らないと溶接したところのすぐ近くで破断します。
という訳で、とってもコツがいる非常に難しい機械なのでした。
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コメント
このバット溶接機は、
焼きなまし電流の強さを「強・弱」に切り替えるSWが付いてないので、
細い刃を焼きなましするには電流が強すぎるのです。
秋月電子で売られているトライアック調光器もしくは
スライダックで電圧を下げたら よいと思います
投稿: Tek2465 | 2024年10月16日 (水) 10時06分
こんな古い記事にコメントありがとうございます。
最近は破断する前に歯が切れなくなってしまって交換することが殆どなのであまり出番はありませんが今度試してみます。
投稿: かわばた | 2024年10月25日 (金) 08時57分