究極のブレーキフィーリングを目指して。(2004年4月)
PIAZZAに限らずこの頃の車はローターが小さいのでグニャグニャしたブレーキになってしまいます。
でも、グニャグニャブレーキは嫌いなのでブレーキのチューニングを行います。
普通なら見た目も格好いいし派手になるのでキャリパー交換を行うと思いますが、この車では最初にマスターバックを交換します。
既にみどりちゃんにも付いてますし、前に乗っていたASKAでも使っていました。
もちろん実験君でも使いますし、そしてベンツ君にはまだ付けていませんが買ってあげました。
エンジンパワーや足回りは我慢できてもブレーキは我慢できないんです。
だからNERO子ちゃんにとってうちに来てから初めての改造になります。
今回取り付けるものは、Y32シーマに付いているもので普通のバキュームを使うものではなく、油圧で倍力作用を行います。
そのため、非常にかっちりしっかりしたブレーキフィーリングを得ることができます。
でも、その重量のせいかスポーツグレードの車には採用されませんでしたね。
5kg程重くなってしまいます。
さて、取り付けにかかりましょう。
まずは作業前の画像。みなさんも見慣れたフルノーマルです。
ホースが黄色いのはとっても安かったからです。5mで500円。
マスターバックをマスターシリンダーごと外します。
取り付けるのはこれ。
日産ハイドロマスター。
正面から見ると。丸く収まっています。9インチマスターバックの車につけるならこのままいけるんですが、PIAZZAは8インチ、残念ながらこのままでは収まらないんです。
分解すると
さらにブラケットから外すとこんな3つの部品に分かれます。
PIAZZAに付けるにはロッドの延長が必要になります。
M8の高ナットを加工してPIAZZAのM10/1.25mmと日産のM9/1mmのジョイントを作ります。
M9なんて普通は使いませんから、、、日産は触って欲しくないところはこんな特殊ボルト使いますね。
ポンプはここにマウントしました。


配管と配線をしたら完成。

すごくいい部品ですが、作業にあたって何箇所かトラップが仕掛けられていますので結構苦労すると思います。
NERO子ちゃんを運転したことある人はこれの良さをわかってくれると思います。
ブレーキフィーリングアップにはキャリパー交換よりも効果ありますのでお勧め。
NERO子ちゃんばかり乗っている嫁さんは、初めてベンツ君に乗った時に「このグニャグニャしたブレーキって信じていいの?」と言った程です。
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